さく井工事
さく井工事の工法にはそれぞれの特性があり、地層の対応性、孔径、深度、立地条件により適切な工法を選択して施工致します。
工法の種類
パーカッション式
ワイヤーロープの先端にビットをつるし、これを自由落下させビットの衝撃により孔底の地層を突き崩しながら掘進する。
スライムは、ベーラーにて地上に排出する。
(写真 10号機 最大仕上り口径 1200φ 深度能力約300m)
ダウンザーホール(エアハンマー)工法
先端ビットをロッドで降下し圧縮空気による圧力及びハンマーピストンの重量でビットに打撃を与え破壊掘削する。
コンプレッサーにて送りこまれた高圧圧縮空気はビットを冷却しながら連続的に掘かすを地上に搬出する。
(写真 トラック搭載型 最大仕上り口径 300φ 深度能力約250m)
ロータリー式
先端にビット・ドリルカラーを取付けたロッドを回転させ地層を破砕しながら堀管内ポンプで送り込んだ泥水を圧送し、ビットから噴出させ、その循環性と浮力により掘りかすを地上に排出する。
(写真 スピンドル型 最大仕上り口径 250φ 深度能力約600m)